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葬儀のマナー

服装

地味な服装であれば喪服でなくてもよい

服装を選ぶ際にもっとも大切なのは『故人への哀悼の意を表す』という点を優先することです。
遺族でなければ通夜も告別式も地味な平服で参列してもかいません。お通夜には、地味なものであればいわゆる「喪服」でなくてもよい、というのが原則です。
本来喪服とは遺族と近親者が喪に服していることを示すもの。喪章もおなじで遺族側が着用するものと考えられています。
つまり、一般の参列者は喪服があればそれにこしたことはないですが、服装よりも気持ちを優先させて平服でも構わないのです。

平服の際の注意点

平服の場合には、次のことに注意しましょう。
男性は地味なスーツと黒のネクタイ、黒の靴、女性の場合も 地味なスーツかワンピースに黒の靴を選びましょう。
なお女性の場合、アクセサリーについては、弔事にはつけないのが一般的ですが、パールのネックレスやブローチなどは用いてもよいとされています。
いずれにせよ、どのような服装にするかについては、こうでなければならない、という決まりはありません。
地域性も多少ありますが、一番大切なのはご遺族の気持ちを第一に考え、その上で自分のお悔やみの気持ちをどう表すかということを判断の基準にすることです。
それぞれの状況、場面に合わせながらその場の雰囲気に合った服装を心掛けることが重要になります。




お悔やみの言葉

お悔やみの言葉について

お悔やみは故人の死を悼む気持ちをこめながら、できるだけ短めに伝えるようにします。
故人と親交が深かった場合は特に、いろいろ伝えたくなるかもしれませんが、ご遺族の負担を増やさぬよう配慮しましょう。
声のトーンは抑えて小さめの声で挨拶するのが基本です。
死因や故人の年齢によってお悔やみの言葉をかえることもありますが、こちらから死因を尋ねるのは控えましょう。
一般的なお悔やみの言葉として「このたびは誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます」と伝えます。

宗教面におけるポイント

信仰する宗教によって死に対する考え方が異なるため、お悔やみの言葉も異なる場合があります。
たとえばキリスト教では、人の死は「悲しい終わり」ではなく、「神のもとに召される」という意味を持ちます。
このことからキリスト教の葬儀は、神に感謝し、故人を偲ぶ式典になります。お悔やみの言葉としては「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」が一般的です。
このように死に対する考え方は宗教によって違いがあるので、参列する際に配慮しましょう。

ふくさ・香典

香典袋の表書き

香典袋の表書きは、宗教によって異なります。 仏式は「御香典」「御香料」、神式は「御神前」「御玉串料」「御榊料」、キリスト教式は「御花料」「御ミサ料(カトリック)」です。わからない場合は、「御霊前」とすればよいでしょう。ただし、蓮の花の入っているものは仏式のみです。表書きは楷書で、名前はフルネームで書きます。表書きの名前は三名ぐらいまでならば連名でかまいません。それ以上のときは「○○一同(または○○有志)」とし、全員の名は別紙に記入し香典袋に同封します。





ふくさの包み方




弔事の金封は、ふくさに包んで先方に持参するのが礼儀。しかし、祝儀袋と不祝儀袋とでは包み方が異なるので特に注意が必要です。台付ふくさの場合、台の色が赤いものは慶事用なので気をつけましょう。
弔事用ふくさの包み方は、ふくさを菱形になるように角を上に広げ、その中央に不祝儀袋を表向きに置いて、右、下、上の順にたたむようにします。最後に左側を折って端を裏側 に回せば完成です。台付きふくさの場合は、爪を左側にしてたたみます。また、ふくさの色は、緑、灰色、紫など、地味な色のものが無難です。

香典の渡し方

香典に用いるお札は、あらかじめ準備してあったことを嫌って新札を避けるのが一般的。新札以外のあまり汚れていないお札を選んで包むようにします。もし新札を使う場合は、縦方向に一度折り目を入れて同封すれば大丈夫です。
香典を手渡すときは、受付で表側を上にしてふくさを開き、表書きの名前を相手側から読めるように向けて差し出すのが一般的です。

焼香

焼香の作法 抹香の場合

仏事では抹香(粉状のお香)をたくのが正式。主に立って行われますが、座って行う場合も焼香の作法は同じです。
※宗教・宗派によって作法が異なる場合があります。

神道儀式の拝礼 玉串奉奠の作法

神道儀式の拝礼は、玉串を奉奠します。
弔事の場合、拍手は音を立てない「しのび手」で行います。玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)という紙片をつけたもので、祭壇に捧げて故人の霊が安らかであることを祈ります。

キリスト教式・無宗教のお参り 献花の作法

「献花」は日本だけの風習で、信者の方もそうでない方も故人とのお別れを表すために行います。
また、最近では無宗教の葬儀やお別れの会でも行われることが増えています。